もう忘れない、日帰り登山持ち物リスト【チェックリスト有り】

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登山に行こう!

と思っても、準備するものが多くて

登山に何を持っていけばいいのか分からない

ついつい忘れ物をしてしまう

こんな悩みありますよね。

私も10年の登山歴の中であれこれ忘れ物をしてしまい、時にはヒヤッとすることも…

 

今回は日帰り登山者向けに

登山に持っていくものが確認できる

もう山に忘れ物をしなくなる

ように、持ち物リストも用意しました

これで山の中で忘れ物に気づいて慌てることは無くなります♪

それぞれ簡単な解説もしていくので是非活用してください!

目次 

日帰り登山持ち物

登山にはウェアやザックを始め、食料や地図など沢山のものが必要ですよね。

長年、山を歩いてきたベテランでもつい忘れものをしてしまうものです。

初心者向けに日帰りの登山の持ち物リストを

  • 「基本装備」
  • 「あると便利なもの」
  • 「山で料理するなら」

の3種類に分けました。

それぞれ確認していきましょう!

基本装備

登山に行くなら必須の装備たちです。

必ず持っていきましょう!

ザック(リュック)   日帰りだと20L前後くらいがおすすめ
ザックカバー雨で中を濡らさないように
登山靴登山は歩くスポーツ。自分の足にしっかりと合うものを
雨具(レインウェア)雨対策はもちろん防寒具としても
ヘッドランプ夕暮れまでに下山する予定でも必須
救急用品バンドエイドや三角巾、痛み止め薬など
地図道迷いしないために必須
コンパス使い方を覚える必要があるが、道迷いしないために必須
帽子熱中症や紫外線対策に
タオル汗を拭いたり首に巻いたり、いろいろ使える
食事・行動食エネルギー切れで行動不能にならないように
水(水筒)夏は気持ち多めに
お金(小銭)トイレは有料なところもあるので100玉が何枚かあるとよい 
ビニール袋ゴミを入れる用に密閉でるものもあると吉
携帯電話緊急時に使う他、カメラ代わりにも
時計アナログでもデジタルでも、防水であることが条件
健康保険証使いたくはないけど事故や怪我をしてしまった時に
登山計画書家族、警察、自分用の3枚あると吉
非常食日持ちがよいものを
防寒具夏でも山頂は肌寒い、雨具の他にもう一枚あると安心

あると便利なもの

ルートの行程や登山道の状況によっては持っていきたいですね。

ストック特に下りで足腰が楽になります
ツェルト簡易テント。緊急時の防寒や、簡易的なトイレにも
日焼け止め標高が高くなると紫外線も強くなる
サングラス紫外線対策、目の保護に
熊よけ鈴動物避け。近くの登山者に存在を知らせるのにも
電池・モバイルバッテリーヘッドライトや携帯電話用に
レジャーマット腰掛けるときにお尻が汚れなくてすみます
グローブ肌寒い季節や、手を使う必要があるルートに行くときに
ゲイター(スパッツ)靴に小石や雨が入るのを防ぐ、ぬかるみの多いルートでも活躍
ポーチ・サコッシュサイフや携帯を入れておくと出しやすい
着替え雨で濡れた時などに
ウェットティッシュ手や食器を拭いたり
ボディーシート下山後に公共交通機関に乗る前のエチケットに
筆記用具地図に記録を残したり、山行中のメモに

山で料理するなら

調理器具を持っていくと山頂でアツアツのラーメンを食べたりコーヒーを飲むことができますね。

登山に慣れてきたら是非挑戦してみましょう!

コンロ(バーナー)   山でご飯を作りたい人は必須
ガス缶作るものによって量を決めましょう
クッカー(コッヘル)中にコンロとガス缶を収納出来るとコンパクトに収まる   
割り箸・カトラリー山頂で食べるカップラーメンは最高
コップ山頂でのコーヒーも最高
ライターコンロの点火装置が故障した時のため

出発前に確認チェックリスト

山行準備の時、簡単にチェックできるように

持ち物リストをA4用紙サイズ1枚にまとめました。

是非活用してください!

※クリック・タップするとPDFで開きます

必要な理由をざっくりと

持っていく理由、機能を簡単にまとめてみました。

参考にしてもらえると幸いです。

ザック(リュック)

登山で使うザックは

  • 生地が丈夫で木や岩などのスレに強い
  • 体にしっかりとフィットさせるためのストラップがついている
  • 背面部分がメッシュになっており汗をかいても抜けやすい

などなど、長時間歩行する山歩きの相棒

持って行く荷物によりますが、日帰りの登山であれば20L前後が容量が目安になります

調理器具などを持っていくのであればもう少し大きくても良いでしょう

日帰りであれば街中などで使うリュックでも代用できますが、丈夫でしっかりと体に固定できものを使いましょう

ザックカバー

山だと晴れ予報とは裏腹に突然の雨に降られることもしばしば、

そんな時にザックに掛けて中の物が濡れないようにするもの

ザックのサイズにあったものを選びましょう

登山靴

数ある登山道具の中でも1番重要な装備が登山靴です

登山靴の機能は

  • ソールが固くグリップ力もあるので、山道を歩いても疲れにくい
  • 足首をしっかり固定でるタイプが主流で捻挫などのケガ防止になる
  • 防水仕様のものが多く、雨などの濡れに強い

と、長時間山の中を歩くことに必要な性能が備わっています

スニーカーでは濡れた岩場や木の根っこなどで滑ったりソールが柔らかいため長時間の歩行では足が疲れてしまいます

登山が楽しめるかどうかは登山靴の履き心地によって大きく変わるので

専門のアウトドアショップで店員さんと相談しながら実際に履いてみて

自分に合うものを選びましょう

雨具(レインウェア)

山では急な天候の変化もめずらしくありません

朝は晴れていたのに急に雨に降られることもあります

天気予報が晴れでも必ず持っていきたいのが雨具です

雨で体が濡れてしまうと体力を奪われ、最悪低体温症などになってしまうことも考えられます

また夏でも山頂は肌寒く、風よけや防寒具としても使えますね

歩きやすさを考慮してジャケットとパンツで上下が分割された

セパレートタイプを用意しましょう

ヘッドライト

日帰り予定の登山でも、何かしらのトラブルで下山が遅れてしまうと

街灯もない山では自分のライトだけが頼りです

また、万が一遭難してしまった時に自身の位置を知らすための重要なツールにもなります

手に持つタイプのハンディライトだと片手が使えなくなるため

ヘッドライトは必ず持っていきましょう

地図

遭難の理由ワースト1位が道迷いです

登山者は今自分がどこに居るのかをしっかりと把握しておく必要があります

そのためにも地図は必要不可欠です

登山用の地図であればコースタイムや山小屋、登山口の場所など

ルートに関する情報が満載です

最近は「YAMAP」「ヤマレコ」などのスマホアプリもありますが

念のため紙の地図もジップロックに入れて持参しましょう

コンパス

地図と必ずセットで必要なのがコンパスです

自分が進むべき方向、目的である山頂を確認するのに使います

使いこなすには少し勉強が必要ですが、実際の山の中で使ってみると案外簡単に覚えることができるでしょう

食事・行動食・非常食

登山中は多くのエネルギーを消費します

山頂で食べるパンやおにぎり、ラーメンは楽しみですが

行動食をこまめに補給してエネルギー切れでの行動不能を防ぎましょう

ジェルタイプであれば疲れていても飲みやすくオススメです

同様に用意しておきたいのが非常食です

こちらは万が一遭難してしまった時のために、日持ちの良いものをザックに忍ばせておきましょう

水(水筒)

山によっては山小屋や水場もないところもあるので

持っていく量はルート、作る料理などを確認して決める必要があります

夏場は特にこまめな水分補給が必要なので気持ち多めに持っていきましょう

下山したときに0.5L~1L程余るくらいが安心です

お金(小銭)

山小屋での支払いは多くのところで現金になります

また登山道に設置されているトイレも100円のチップ制であることが殆どなので

山行前に100円玉を何枚か用意しておくとよいでしょう

ビニール袋

ゴミ袋として使ったり、汚れた物を入れたり、着替えをいれたり

なにかと出番は多いです

特にゴミは必ず持ち帰りましょう

ゴミ袋にする場合は密閉できるタイプだとニオイや汁が漏れなくて安心です

携帯電話

今や登山に欠かせない存在となったスマートフォン

緊急時の連絡から、GPSを活用した地図アプリ、思い出の写真撮影まで数多くの用途があります

そんな便利ツールですが気をつけたいのがバッテリー切れ

登山中は使う時以外、機内モードにしておくと消費電力を抑えることができます

長いルートであればモバイルバッテリーもあると良いですね

時計

コースタイムと自分の歩くペースを比較して到着時間を予測したり

エネルギー補給のタイミングを測ったりします

登山用として高度や気温が分かる高性能なものもありますが

防水であれば安価なもので十分です

登山計画書

登山口やインターネットで提出する登山計画書ですが

自分の行動予定やルート確認にも使えます

自分用に1枚ザックに入れておきましょう

防寒具

標高が1000m上がると気温は約6℃低下します

夏でも山頂は思ったよりも肌寒いので雨具に追加で1枚あると安心です

薄手のフリースやダウンジャケットなどが定番です

ストック

歩行を補助する登山杖

足腰の負担が軽減できるので荷物が重かったり長距離のルート時にあると助かります

ツェルト

簡易テント

遭難などの緊急時に雨風を防いだり、防寒としてそのまま被ったりと用途は広く

これが有るか無いかで生死を分けることも

近くにトイレが無いときの目隠しとしても使えます

日焼け止め

山では平地よりも紫外線を浴びる量が多く

気象庁によると1000mで約10%も増えるとのこと

登山では長時間山にいるため特に入念なUV対策が必要です

普段日焼け止めを使わない方も持っていくことをオススメします

サングラス

目を紫外線や異物から保護します

日焼け止めの項目で説明したように山での紫外線は大敵

太陽光が強く眩しいところをサングラスなしで歩いていると体力も奪われてしまいます

熊よけ鈴

鈴の音で熊に人間の場所を知らせて避けてもらうための熊鈴

熊との遭遇を避けるだけでなく、周囲の登山者に自分の存在に気づいてもうらうのにも役に立ちます

消音機能付きのものもあるので公共交通機関を利用する人はオススメです

電池・モバイルバッテリー

ヘッドライトや携帯電話、カメラが電池切れになったときのため

ヘッドライトも電池式ではなくバッテリー式のものにすると全てモバイルバッテリーで対応できるため

荷物を減らせます

レジャーマット

ちょっとした休憩時や山頂で座るのに使います

人気の山なら登山道にもベンチが設置してあることもありますが、

濡れていたり、他の登山者が腰掛けていたりと座れるとは限りません

おしりを汚さないためにもあると便利です

グローブ

夏場でもグローブを持っていくことをオススメします

登山では時に岩や鎖をつかむ場面もあり、そんなときに擦り傷、切り傷から手を保護するのに必要です

肌寒くなた時に防寒としても使えますね

薄手のものと雨の時に使う防水タイプのものがあると安心です

ゲイター(スパッツ)

ゲイターは靴の上からズボンにかけて装着するもので

小石や雨などが靴に侵入するのを防ぎ、登山を快適にします

足首周りだけのショートタイプから膝下まで覆うロングタイプがあります

動きやすさや携帯性を重視するならショートタイプ

雨や路面の悪いところを歩く時、保温性を重視するならロングタイプを選びましょう

ポーチ・サコッシュ

ザックとは別に小物を収納できるポーチがあれば

ザックをおろして行動するときに貴重品を入れて持ち歩けたり

すぐに取り出すカメラや行動食を入れておけて便利です

着替え

雨で衣服が濡れてしまった時にそのままだと体温を奪われて消耗してしまいます

着ている服がすぐに乾かないような状況であればすぐに着替えましょう

汗だくで下山したあとの温泉でも着替えがあるとスッキリしますね

ウェットティッシュ

ウェットティッシュがあれば手が汚れてしまった時や食事をした食器類も

水を使わずに汚れを拭き取ることが出来るため

10~20枚入りのポケットタイプを持っておくと何かと便利に使うことが出来ます

調理器具

山で食べるラーメンや景色を見ながら飲むコーヒーは普段とは比べ物にならない程美味しく感じます

登山に慣れてきたら是非、山での料理にも挑戦してみましょう

格別の体験を得られること間違いありません

山で使うコンロやコッヘルには様々な形状、機能があるため

料理をするのか、お湯を沸かすだけなのか、

自身の用途にあったものを持っていきましょう

 

いかがだったでしたでしょうか?

是非チェックリストを活用して忘れ物を無くしましょう!

何度か山行を重ねると今回リストアップした以外の物でも「これがあるといいな」といった装備も出てくるものです。

その時は持ち物リストに書き加えて自分オリジナルのスタイルを作っていくのも登山の楽しみの一つですね。

 

have a nice trekking!

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